デジタル化・AI導入補助金の申請前に、GビズIDとSECURITY ACTIONは何日前から動けばよいのか

申請前の準備

デジタル化・AI導入補助金の交付申請には、GビズIDプライムとSECURITY ACTION宣言という2つの手続きが必要です。どちらも、すべての申請枠・類型で交付申請の要件になっています。この記事は、この2つを何から始め、何日前から動けばよいかを判断するために書いています。2026年8月時点で公式サイトに公表されている内容をもとにしています。制度・手続きの運用は変わることがあるため、実際に手続きを行う際は各公式サイトで最新情報を確認してください。

GビズIDプライムとSECURITY ACTIONは、なぜ両方とも申請前に必要なのか

デジタル化・AI導入補助金は、すべての申請枠・類型で「GビズIDプライム」アカウントの取得と、「SECURITY ACTION」の宣言を交付申請の要件としています(申請を行う前に必要な手続き)。

この2つには順序があります。SECURITY ACTIONの宣言には、GビズIDプライムまたはメンバーのアカウントが必要です(SECURITY ACTION自己宣言の申込方法)。この記事では、デジタル化・AI導入補助金の交付申請そのものがGビズIDプライムを要件としているため(後述)、プライムの取得を前提に説明します。

この記事も、GビズIDプライム→SECURITY ACTIONの順で説明します。

GビズIDプライムの取得には、どのくらいの日数を見ておけばよいか

デジタル化・AI導入補助金の公式サイトでは、GビズIDプライムの発行にかかる期間を「おおむね2週間」としています(申請を行う前に必要な手続き)。

ただし、GビズIDの運営元のサイトを見ると、申請方法によって幅があることがわかります。書類(郵送)で申請する場合、「順次審査を行うため、最大で1か月かかる場合があります」とされています(GビズIDプライム書類申請)。一方、マイナンバーカードを使ったオンライン申請であれば、「24時間365日、速やかに」審査が行われるとされています(GビズID公式トップページ)。

「2週間程度」を目安にしつつ、書類申請なら1か月かかる可能性もある、と幅を持って準備しておくのが安全です。

GビズIDプライムはどうやって取得すればよいか

GビズIDプライムの取得方法は、大きく分けて2つあります。

  1. オンライン申請:マイナンバーカードを使い、法人代表者向けに用意されたオンライン手続き
  2. 書類申請:登録印鑑・印鑑証明書などを用意し、郵送で申請する方法

法人代表者によるオンライン申請では、「最短でアカウントを即日発行が可能」とされています(GビズIDプライム オンライン申請)。ただし、府省・地方公共団体の場合は審査完了までに時間がかかるという注記もあります。

手元にマイナンバーカードがあるなら、オンライン申請の方が早く進められます。マイナンバーカードがない、あるいは手元にない場合は、書類申請になり、前述の通り最大1か月ほど見込んでおく必要があります。

SECURITY ACTIONの宣言には、どのくらいの日数を見ておけばよいか

デジタル化・AI導入補助金の公式サイトでは、SECURITY ACTION宣言の期間を「おおむね2〜3日」としています(申請を行う前に必要な手続き)。

IPA(宣言の実施主体)の公式サイトでは、「GビズID取得から⑤ロゴマークの使用まで、最短1日で実施が可能」としつつ、「システムメンテナンス等で利用できない期間などもございます。余裕を持って手続きを進めていただくようお願いします」と注記しています(SECURITY ACTION自己宣言の申込方法)。

GビズIDプライムさえ取得できていれば、SECURITY ACTIONの宣言自体はそれほど時間がかからない、と考えてよさそうです。

SECURITY ACTIONは「一つ星」「二つ星」どちらを選べばよいか

まず、補助金の要件としてどちらが必要かを確認しておきます。デジタル化・AI導入補助金の公式サイトでは、「『★一つ星』または『★★二つ星』を宣言することを要件としています」とあり、通常はどちらでも構いません(申請を行う前に必要な手続き)。

ただし、セキュリティ対策推進枠に限っては、「★★二つ星」の宣言が加点対象として別途設定されています(同ページ)。この枠で申請するなら、二つ星を選ぶ理由があります。

一つ星と二つ星は、同時に申し込むことも、両方のロゴマークを同時に使うこともできません(SECURITY ACTION自己宣言の申込方法)。どちらか一方を選ぶ必要があります。

レベルの違いは次の通りです。

  • 一つ星:これから「情報セキュリティ6か条」に取り組むことを宣言するもので、対策を実施する前でも申し込めます(「一つ星」を宣言する)
  • 二つ星:「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」(25項目)を実施し、さらに「情報セキュリティ基本方針」を策定して外部に公開(自社ウェブサイトへの掲載など)する必要があります(「二つ星」を宣言する)

セキュリティ対策推進枠での加点を狙わないなら、要件を満たすだけであれば一つ星で足ります。

GビズIDとSECURITY ACTIONを合わせると、合計で何日みておけばよいか

ここまでの数字を単純に足し合わせると、次のようになります。これはどの公式サイトにも書かれていない、この記事独自の試算です。 実際の所要日数を保証するものではありません。

  • 最短ケース:GビズIDプライムをオンライン申請で即日取得 → SECURITY ACTIONを最短1日で宣言。合計で数日程度
  • 最長ケース:GビズIDプライムを書類申請し最大1か月 → SECURITY ACTIONにおおむね2〜3日。合計で1か月強

この記事が前提とするGビズIDプライムの取得が終わらないとSECURITY ACTIONの宣言に進めないため、この2つは同時並行では進められません。申請の締切から逆算するときは、「2週間程度あれば足りるだろう」ではなく、書類申請になった場合の最長ケースも視野に入れて、余裕を持ったスケジュールを組んでください。

交付申請時には、GビズIDとSECURITY ACTIONの情報をどう使うのか

交付申請の際には、GビズIDプライムのアカウント(ID・パスワードなど)が必要です。また、SECURITY ACTIONを宣言した際のアカウントIDも、交付申請時に入力することになります(申請を行う前に必要な手続き)。

どちらも交付申請の要件であり、事前に取得・宣言しておく必要があります。申請直前になって慌てないよう、早めに準備しておくと安心です。

申請前に確認しておきたいチェックリスト

交付申請を始める前に、次の項目を見直してください。

  • マイナンバーカードは手元にあるか(あればGビズIDプライムをオンライン申請できる)
  • GビズIDプライムの申請方法(オンライン/書類)を決めたか
  • SECURITY ACTIONは一つ星・二つ星のどちらにするか決めたか(セキュリティ対策推進枠なら二つ星の加点も検討する)
  • 申請の締切から逆算して、書類申請になった場合の最長ケースも含めて余裕のあるスケジュールを組んだか

この記事で挙げた日数は、いずれも2026年8月時点で各公式サイトに公表されている内容にもとづく目安です。最新の情報は、デジタル化・AI導入補助金、GビズID、SECURITY ACTIONそれぞれの公式サイトで確認してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました